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四柱推命の理論は数値化やパターン化しにくいものです。 無論ネット上では無料の自動診断もありますが、そのほとんどがいくかの回答を準備して表示している程度です。 四柱推命とは簡単ものではありません。生年月日と生まれた時間によって占うのが四柱推命ですが、自動ソフトでは誕生日から日の干支を出し、それで一切を診断する事が多く、干支は60種類あるので60通りの回答がありますが、これでは動物占いに毛がはえた程度です。 さらに付け加えるならば誕生日から日の干と支を求めて12運を出し、それで診断するものにいたっては動物占いと同じものです。人の人生は12通りしかないという考えだということになってしまいます。

また、誕生日から日の干と月の支を求め、月支元命を出し、それで診断する。日の干(10)×月支元命(10)=100通りの回答を準備したものがあります。すこしはまともなような気もしますが、やはり人生が100通りに分けられるわけがありません。 この他にも、日の干支(60)×月支元命(10)=600通りの回答を準備したり、組み合わせをひたすら増やして複雑化を図るなど無意味になるソフトがほとんどです。
十人十色、人の運命はパターン化した回答で出せる程に簡単なものではないということです。 その他、パターン化した通変星や12運、神殺の採用、出生時刻が不要でも可であったり日干の強弱の黙殺なども、自動診断の特徴といえます 四柱推命とは、生年月日と出生時間をもとに人の運命を論じる手段です。パターン化された回答では決して運命は言い表せません。
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